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小林亜希 准教授

英語英文学科

Profile

准教授 小林 亜希(こばやし あき)
担当科目 イギリス文学作品研究、イギリス文学史、英米文化論、英米文学基礎演習Ⅰ、英米文学演習Ⅰ、英米文学講読、基礎英語表現Ⅰ、英語五、教養ゼミ、卒業研究
最終学歴 東北学院大学大学院文学研究科英語英文学専攻博士後期課程単位取得満期退学 修士(文学)


専門分野

 イギリス文学


研究テーマ

 20世紀イギリスの小説、特にウィリアム・ゴールディング (William Golding, 1911-1993)の小説を研究しています。主にディストピア小説に関心があり、語り、表象、アレゴリー等に注目してテクストを分析してきました。また、物語論をはじめとする文学理論にも関心があります。

 

主な論文・著書

 (1)(共著)『語りと主観性 ―物語における話法と構造を考える』ひつじ書房(2022)
 (2)(論文)「Peter and Wendy(1911)における語りのアイロニー―語り手は誰に語るのか」『東北』第55号(2022): 47-62.
 (3)(共著)『フィクションのポリティクス』 英宝社(2015)

所属学会

 日本英文学会、日本英文学会東北支部、日本キリスト教文学会、新英米文学会


社会活動

 東北学院大学文学部英文学科公開講義「脇役で読む『蠅の王』-島は少年たちだけのものか-」(2019年11月16日)
 

趣味・関心領域

 歩くこと、旅をすることが好きです。見知らぬ土地を歩くと、新しい発見と感動があります。本を読むことも同じ理由から好きなのですが、現実の旅よりも時に広大で奥の深い世界に迷い込んでしまうことがあります。旅と読書は楽しくて止められません。


受験生へのメッセージ

 文学は、人間の〈想像力〉を研究します。世界を客観的に見るだけでなく、わたしたちが無意識に受け入れている想像力や感性の源泉をたどるのです。英語をより深く学び、英語圏のコミュニケーションを理解したいと思ったら、文学、思想、芸術等の文化に触れることが欠かせません。学問を通して、自分の小さな世界と広大な世界とのつながりについて深く考えることができるようになると、ことばを学ぶことがますます楽しくなるでしょう。米沢には穏やかな時間が流れており、学問と向き合うには最適の場所です。外の世界へ飛び出す前に、思索の旅に出てみませんか。