国語国文学科

准教授

小峰 克之

こみね かつゆき

KOMINE KATSUYUKI

プロフィール

担当科目

日本語教育概論、日本語教育論基礎演習AB、日本語教育論演習AB、音声表現法AB、日本語運用スキルアップゼミ、日本語文化論、教養ゼミ

最終学歴

早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程教科教育学専攻単位取得後満期退学

専門分野

#日本語教育学 #日本語学

研究テーマ

日本語教育のための日本語研究。近年は特にライティング指導と、その関連から近代日本語の文体について研究を進めています。

主な論文・著書

  • 「「花枕」と「草枕」:研究史の一隅から」 『早稲田大学大学院教育学研究科紀要』別冊第8号(1)、2000年9月
  • 「教科書の『論語』:学而第一、第一節訓読の変遷」 『戦中戦後文学研究史の鼓動』、叢刊«文学史»研究発行所、2008年3月
  • 「名前の回生:漢字圏固有名詞の原語読みについて」 『日本研究センター教育研究年報』第5号、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター、2016年9月
  • 「尊敬語における文体の交錯:要求表現「お~下さい」に見られる漢字語の可能性」 『日本研究センター教育研究年報』第7号、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター、2018年9月
  • 「公的空間における「お~する」の生成」 『日本研究センター教育研究年報』第8号、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター、2019年9月
  • 「文体における起源と拡散:明治普通文から「である」体への移行に関する一考察」 『東京通信大学紀要』第5号、2023年3月
  • 「「のである」による「である」体の汎用化とその拡散:明治期英語教育における意訳を中心に」 『東京通信大学紀要』第6号、2024年3月
  • 「「である」体における「のである」の由来とその意味」『山形県立米沢女子短期大学紀要』第60号、2024年12月
  • 「学術文書における「である」体拡散の基盤形成について:『東洋学芸雑誌』所載の速記録における混合文体を中心に」『米沢国語国文』第53号、2025年2月

社会活動

財団法人霞山会主催第一回中国河南省スピーチコンテスト審査員、2007年10月

趣味・関心領域

最近は懐古主義的になっているのか、70年代から80年代の生活や文化を懐かしむことが多くなってきています。

受験生へのメッセージ

日本語教育と聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、国際化に伴ってその需要は増すばかりです。日本語教育について、一緒に考えてみませんか。みなさんの入学をお待ちしています。