国語国文学科

准教授

岩原 真代

いわはら まよ

IWAHARA MAYO

プロフィール

担当科目

国文学史一、国文学基礎演習一、国文学講読一、国文学講読六、国文学特講一、国文学特講二、伝統文化論、歴史と文学、教養ゼミ

最終学歴

國學院大學大学院博士課程後期、博士(文学)

専門分野

#平安文学

研究テーマ

『源氏物語』を中心とする平安文学作品を、生活環境、文化、歴史、習俗、思想など、多角的な視点から探究しています。作品を通して人間の真情が根ざすところは何かを探り、また、言葉・表現の原点や歴史を明らかにすることで、現代にもつながる問題をも考えていきたいと思っています。

主な論文・著書

 【単著】 
  『源氏物語の住環境―物語環境論の視界―』 (おうふう、2008年)

 【論文】

  1.  「蓬生」巻の末摘花と常陸宮邸の住環境―宮家社会における格差意識からー
    (「中古文学」第81号、2008年6月)
  2. 『うつほ物語』「楼の上」巻・京極邸の「しつらひ」―仲媒者としての仲忠―
    (「日本文学」第60巻第4号、2011年4月)
  3. 『源氏物語』「あえもの」としての秋好中宮―六条院体制における役割―
    (「米澤國語國文」第40号、2011年12月)
  4. 「蓬生」巻・末摘花の時間意識と光源氏―再会場面における年中行事表現から―
    (「國學院雑誌」第114巻第2号、2013年2月)
  5. 『源氏物語』賀茂祭の物見空間と正妻―桟敷の座と紫の上造型―
    (『痕跡と叙述 空間史学叢書1』、2013年11月)
  6. 『うつほ物語』「楼の上」巻における中島の楼閣―京極邸再興の意義―
    (「國學院雑誌」第118巻第5号、2017年5月)


  →詳細は researchmap をご参照下さい。(随時更新)

所属学会

中古文学会、日本文学協会、全国大学国語国文学会、古代文学研究会、國學院大學国文学会

社会活動

  1. 山形県立米沢女子短期大学公開講座「源氏物語を読む―「葵」巻―」 (2011年6月4・11・18日、米沢市委託事業公開講座)
  2. 山形県立米沢女子短期大学公開講座「源氏物語を読む―「賢木」巻―」(2012年6月16・23・30日、米沢市委託事業公開講座)
  3. 山形県立米沢女子短期大学公開講座「伊勢物語を読む」(2018年6月22・29日)

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詳細はこちらをご参照下さい。

趣味・関心領域

最上川沿いの自然を見ながら歩くこと。ガーデニング。

受験生へのメッセージ

米短は自然豊かでとても落ち着いた、何事に取り組むにもよい環境です。ここでの学びは一生の宝となることでしょう。是非、学生時代にいろいろなことにチャレンジして、何かひとつ、真剣に打ち込めるものを探してみて下さい。藤なみの見えるあたたかな教室でお待ちしております。