英語英文学科

教授

北山 長貴

きたやま ながき

KITAYAMA NAGAKI

プロフィール

担当科目

英語科教育法、英語学入門Ⅲ、英語学演習Ⅲ、英語学基礎演習Ⅲ、TOEICリスニングⅠ、基礎英語表現Ⅰ、英語二、卒業研究

最終学歴

明治学院大学大学院(修士)

専門分野

#応用言語学

研究テーマ

1.英語の音声表記について
市河三喜(いちかわさんき)の『英語発音辞典』の研究:日本の近代言語学、英語学の創始者と呼ばれる市河三喜が著した『英語発音辞典』という発音辞典の研究を進めています。これは今から90年ほど前の1927年に出版されたもので日本人が著した唯一の英語発音辞典です。

2.英語教材の開発
英語を学習するために必要な教科書や英語教材の開発をしています。Authentic(本物)をキーワードに「本物の英語」に触れられる教材をつくるための研究をしています。また、英語能力検定関係の教材の分析と作成をしています。

3.英語の語源について
スキートの『英語語源辞典』の研究:Walter W. Skeat, “A Concise Etymological Dictionary of the English Language”(1882) を研究することを予定しています。詳細な研究目的は定まっていませんが、これまで研究した齋藤秀三郎の英文法、現在進行中の市河三喜の発音辞典の研究を通して英語の語彙、語源を研究したいと思っています。

主な論文・著書

【著書】

  • ①『最新英語語法辞典』2008年、朝日出版、共著
  • ②『英語の文法―斉藤秀三郎著『英文法初歩』について―』2014年、富士出版
  • ③『英語の発音―小学校外国語活動発音マニュアル―『Let's Try!1』準拠』2022年、酸漿出版

【英語テキスト】

  • ①『Developing English Skills』1998年、文化書房博文社、共著
  • ②『Surfing Cultural Waves:Developing English Test Taking Skills』2000年、文化書房博文社、共著
  • ③『検定英語のための総合演習』2001年、成美堂、共著
  • ④『Mastering Basic English―For Your Improving English Intelligibility―』2002年、文化書房博文社
  • ⑤『異文化で学ぶTOEICテスト総合演習』2004年、成美堂、共著
  • ⑥『イン・アメリカ:三つの小さな願いごと』2006年、英宝社、共著
  • ⑦『Mastering Basic English for Communication』2007年、文化書房博文社
  • ⑧『基礎英文法とリーディング演習』2008年、成美堂、共著
  • ⑨『基礎からはじめる英作文』2009年、成美堂、共著
  • ⑩『リーディングのための英文法演習』2011年、成美堂、共著
  • ⑪『TOEICテストへのファーストステップ』2011年、成美堂、共著
  • ⑫『リーディングに活かす基礎英語表現』2011年、朝日出版、共著
  • ⑬『読解力をみがく基本英文法』2015年、朝日出版、共著
  • ⑭『リーディングにつなげる英文法』2016年、成美堂、共著
  • ⑮『TOEIC L&R TEST へのファーストステップ』―改訂新版― 2018年、成美堂、共著
  • ⑯『読解力につなげるコア英文法』2019年、朝日出版、共著

【主な論文】
https://researchmap.jp/read0173528

所属学会

大学英語教育学会、全国英語教育学会、日本英語音声学会

社会活動

  • 「小学生の学力向上に必要な環境作り:「英語活動」を中心に」(米沢市小学校長会講師、平成22年10月、米沢市すこやかセンターにて)
  • 第30回 全商スピーチコンテスト審査員(平成25年10月30日、アクティー米沢にて)
  • 第31回 全商スピーチコンテスト審査員(平成26年10月28日、アクティー米沢にて)
  • 第32回 全商英語スピーチコンテスト審査員長(平成27年10月29日、アクティー米沢にて)
  • 「英語広告の中の日常生活用語について」 英語についての公開講話、米沢英語研究談話会講師(平成28年7月30、米沢市すこやかセンターにて)
  • 第33回 全商英語スピーチコンテスト審査員長(平成28年10月26日、アクティー米沢にて)
  • 第34回 全商英語スピーチコンテスト審査員長(平成29年10月25日、アクティー米沢にて)

researchmap

詳細はこちらをご参照下さい。

趣味・関心領域

コーヒー、旅行、ドライブ

受験生へのメッセージ

アットホームな環境で勉強ができます。米沢以外からも多くの学生が米短に来ていますが、みんな米沢での生活を楽しんでいます。街でも学生とよく顔を合わします。米沢の町、全体が米短のキャンパスのようです。