2025年5月31日（土）～6月1日（日）に開催された日本ビジネス実務学会第４４回全国大会にて、本学国語国文学科の後藤和也教授が学会奨励賞「発表の部」を受賞しました。
発表タイトル：「大学生の就職活動に影響を及ぼす要因 -男女差に基づく探索的検討-」
インターネット調査により、大学生の就職活動の促進要因や阻害要因、主観的な満足度の関連について、仮説モデルの妥当性を検証しました。
その結果、大学生の就職活動においては、男女で有効なサポート資源が異なることや、最初に他者と接触する行動（OB・OG訪問等）を行い、その後に自身を振り返る内省的な行動を取ることで、主観的な満足度が高まることが示唆されました。
今回の受賞は、就職活動における通説を覆す可能性のある知見が得られたことなどが評価されてのものです。
後藤教授のコメント
今回の研究の出発点は、就職活動に対する不安を抱える米短生の皆さんの姿を目にしたことでした。私はキャリア支援科目や予約制のキャリアカウンセリングなどを担当していますので、今回の報告で得られた知見を最大限活用して、学生の皆さんにおける進路決定のフォローアップができればと考えています。
本学では、学生の皆さんが後藤教授のキャリアカウンセリングを何回でも・無料で利用することができます！