日本史学科

日本史から、過去、現在、
そして未来がわかる

日本史学科は、全国の短期大学でも、数少ないユニークな魅力ある学科です。
古代から近現代ならびに文化史・女性史と各時代の専任教員を6人も配している大学は、東北では4年制大学を含めてもほとんどありません。加えて、多くの学外の専門家も講義を担当します。日本史の基礎を学ぶ概説、史料の読解力を高める古文書学や講読、考古学や民俗学・外国史・女性史などの科目があり、さらに特殊研究・演習や卒業研究で独自のテーマを究めます。広く深く過去の日本を知ることにより、私たちが生きている現代の社会、そして未来への流れがはっきりと見えてくるはずです。

日本史学科の特色

本学科は、古代~中世~近世~近現代まで揃った充実の教授陣は全国的にも希少です。地理学や民俗学も学ぶことができます。上杉の城下町米沢で、歴史を学び、過去を見つめ、現在、未来を考えます。

全国の短期大学でも数少ない

ユニークな魅力ある学科

古代から近現代、文化史、

女性史の専任教師を配する

多くの学外の専門家も

講義を担当

数字で見る日本史学科

3つのポリシー

FOCUS!

日本史学科で学ぶ

古文書学

古代〜近世で使われる書体(くずし字)の解読力を身につけることを目的としています。古文書の判読作業を通じて、生の文書から歴史を読み取ってゆく面白さを体験してもらいます。古文書のコピー版を配布し、各自予習をして判読し板書し、それに朱を入れ、解説を加える形で、授業を進めています。歴史関係の職を目指している人は古文書が読めることは絶対条件です。

地理学特論

本講義では地理学の一分野である人文地理学の立場から、場所・地域・景観といった空間的なものと、歴史・伝統・文化遺産などの過去を想起させるものとの結びつきについて考察します。場所も歴史も、社会において創出された存在であり、かつ社会に影響を与えてきました。こうしたことを、歴史的景観への価値づけ、史跡の保護、記念碑の建立などを例に検討します。

日本史講読

日本史講読はゼミ形式で行われ、主に各時代の史料や研究論文を輪読します。各時代の史料読解を通して、当時の人々の暮らしや価値観を理解していきます。私たちは人として生き、歴史も人が作ってきたことを考えれば、誰でも人の発表を聞いて何かしら疑問が浮かぶはずです。また、ゼミはプレゼンテーションやコミュニケーション能力を養うという社会人になるための人間形成の場なのです。

カリキュラム

専門科目 1年〈前期〉 1年〈後期〉 2年〈前期〉 2年〈後期〉
基礎科目 日本史概説1〜3
外国史2
古文書学1
日本史概説4
日本文化史概説
人文地理学概説
外国史1
古文書学2
史学実習1
古文書学3
史学実習2
 −
基幹科目 日本史講読1A〜5A
地理学講読A
日本史講読1B〜5B
地理学講読B
日本史特殊研究1A〜5A
地理学特殊研究A
日本史演習1A〜5A
地理学演習A
日本史特殊研究1B〜5B
地理学特殊研究B
日本史演習1B〜5B
地理学演習B
展開科目 考古学概説
民俗学概説
歴史考古学
女性史1・2
生活文化史
国際交流史
 −  −
関連科目 地理学特論
自然地理学
社会学
経済学
哲学
宗教学
思想史
地誌学
法律学
政治学
倫理学
卒業研究 卒業研究

日本史学科を選んだ理由

東北で日本史を学べるから!

日本史学科

2023年度入学
岩手県立大船渡東高校 出身

[この学科を選んだ理由]
ずっと日本史が大好きだったから!

進路に悩んでたとき副担任から紹介されたから

日本史学科

2023年度入学
新潟県立巻高校

[この学科を選んだ理由]
昔から歴史が大好きで、進学するなら歴史をもっと知りたいと思った

4年制大学への編入を目指したかったから

日本史学科

2024年度入学
新潟県立新潟江南高校 出身

[この学科を選んだ理由]
学芸員資格に興味があり、取得できる学科に入りたかったから

教員の道を考えられる短期大学だから!

日本史学科

2024年度入学

[この学科を選んだ理由]
日本史学科でも編入率が高いから

地元である山形にある短大だったため

日本史学科

2024年度入学
山形県立上山明新館高校 卒業

[この学科を選んだ理由]
民俗学が学べ、また、学芸員補の資格が取れるのを知ったため

取得可能な資格と免許

中学校教諭二種免許(社会)/司書資格/学校図書館司書教諭/学芸員補資格/ピアヘルパー

卒業生の主な進路

令和5年度 卒業生の進路状況

就職内定率

100%

進学率

95.0%

卒業生の主な就職内定・編入学合格先(過去3年)

県内

株式会社ニューメディア/北郡信用組合/株式会社ナウエル

県外

コープあきた/株式会社折潟日報社/瀬波グランドホテルはぎのや

公務員

北海道職員/宮城県職員/山形県職員(学校事務)/大崎市職員/伊達市職員/福島市職員

国立

岩手大学(人文社会科学部)/山形大学(人文社会科学部)/埼玉大学(教養学部)/千葉大学(文学部)/新潟大学(人文学部)/広島大学(文学部)

公立

岩手県立大学(社会福祉学部)/高崎経済大学(地域政策学部)/長野大学(環境ツーリズム学部)

私立

東北学院大学(文学部)/盛岡大学(文学部)/東北芸術工科大学(芸術学部)

その他にも多数の就職内定・編入学合格先があります。詳しくは以下よりご確認ください。

教員紹介

布施 賢治 学科長

Fuse kenji

教授、専門分野:明治維新史、日本近代史

日本史学科で学ぶことの意味

「歴史とは、過去と現在の対話である」という有名な言葉があります。私たちが歴史を学ぶのは、自分を知り、現在を理解するためです。「いま」とは違う過去を学ぶことによって、他者への深い理解と共感が得られ、「いま」をよりよく生きることができるのです。
日本史学科では、そのための科目がたくさん用意されています。たとえば史学実習では、文化財保護や地域文化の継承に携わっている方々からお話を伺ったり、実際に古文書や石碑に触れたり、と、実践的な学びを提供しています。みなさん、ぜひ日本史学科でいっしょに歴史を学びましょう。

教員一覧へ

米沢史学会

米沢史学会は、本学日本史学科の卒業生、在学生、博物館学芸員など歴史研究者及び同学科の常勤教員で構成された、日本史とその周辺分野を研究する学会です。

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