「佐藤家文書」を受託しました。
「佐藤家文書(※)」については、これまで本学 日本史学科 小林文雄 教授 が
生活文化研究所共同研究事業において、調査研究の対象資料として一時的に
預かり、目録の作成等を進めてきたところです。
今般、所有者の御意向及び小林教授の希望により、附属図書館あてに正式に
寄託され、一層の調査研究を進めることとしました。
※佐藤家文書とは
米沢藩上高山村の富農で、肝煎・副戸長を勤めた佐藤又右衛門家に伝わる文書。江戸時代初期の米沢藩の農村支配機構を解明する貴重な史料として、従来より注目されていたが、この度の共同研究調査により、幕末から明治時代にかけて収集された書籍や雑誌が多く含まれていることに加え、道中記や古地図といった旅行に関する史料、日清・日露戦争時の軍事郵便などが発見され、特色のある史料群であることがわかっている。
【寄託資料受託書交付式】 9月27日(火)
写真 左 寄託者の佐藤恒太郎 氏
【寄託資料展示会】 9月28日(水) ~ 10月4日(火)