社会情報学科の学生2名が学会で発表を行いました
2024年12月1日(日)に日本大学(神田三崎町キャンパス5号館) で開催された「第9回 国際ICT利用研究学会 全国大会(IIARS2024)」において、社会情報学科 西川友子ゼミに所属する2年生の加藤さらささんと佐藤瀬里奈さんが発表を行いました。
加藤さんは地域活動のうち、3種類の地域活動(”まちづくりのための活動”、”スポーツ・文化・芸術・学術に関係した活動”、”自然や環境を守るための活動”)に着目し、これらの活動への参加状況や今後の活動への参加意欲と地域での居住年数との関連性を調査しました。この調査結果をまとめ、「まちづくりのための地域活動への参加と居住年数の関連性―東北地方の若者のきっかけと意欲を探る―」(共著者:西川友子)、「スポーツ・文化・芸術・学術に関係した活動への参加と居住年数の関連性―東北地方の若者のきっかけと意欲を探る―」(共著者:西川友子)、「自然や環境を守るための地域活動への参加と居住年数の関連性と居住年数の関連性―東北地方の若者のきっかけと意欲を探る―」(共著者:西川友子)の3つの演題を発表しました。
佐藤さんは米沢女子短期大学と米沢栄養大学で実施されている学生の声アンケートでの学生のコメントに着目し、コメントに対して質的データ分析を行い、コメントから浮かび上がる学生の要望を検討しました。この分析結果をまとめ、「大学生は大学に何を要望しているか」(共著者:川村麻耶、西川友子)と題して発表しました。
佐藤さんの発表の様子
学会発表を希望した加藤さんと佐藤さんは初めての経験で緊張した面持ちでしたが、多くの聴衆の前で堂々と発表を行い、質疑応答の際も質問に的確に回答しておりました。今回の学会発表が素晴らしい経験となりました。
加藤さんのコメント
第9回国際ICT利用研究学会全国大会に参加させていただき、ありがとうございました。初めて学会に参加し、様々な観点からの研究に触れることができ、刺激を受けました。自分が取り組みたいテーマについて深く考える機会になり、新たな視点や着眼点を得られたことは大きな収穫です。また、研究の難しさと同時に、面白さも改めて実感し、他者からの視点やフィードバックの重要性を強く感じました。この経験を今後の研究や学びに活かしていきたいと思います。このような貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
佐藤さんのコメント
今回は第9回国際ICT利用研究学会全国大会に参加させていただきありがとうございました。今までにこのような経験はなく、とてもためになるものでした。また、学会前の研究では先生方と議論する機会をたくさんいただき、研究を通して現在自身に足りていない部分や課題を見つけることができました。社会人になってからも今回の経験を生かして、努力を続けていきたいと思います。ありがとうございました。