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『米沢国語国文』論文目録

『米澤國語國文』文献目録

第1~50号(1974~2021)

 

◆第50号 2022128日発行

【論文】

   『うつほ物語』「蔵開」巻・書読む仲忠―服属儀礼としての講書―(岩原真代)

「まろは、皆人にゆるされたれば」―『源氏物語』「花宴」巻における光源氏と事情を知る

読者―(齋藤奈美

足利忠綱治承宇治渡河先陣譚の成立について(佐々木紀一)

・「清水彦介の近代―近代図書館の曙光―」(石黒志保)

・戦時下の山本周五郎『不断草』と米沢―米沢ゆかりの文人たち(4)『小説日本婦道記』

一面―(千葉正昭)

・中古助動詞メリ表示による描写と推定―『枕草子』を資料として―(山本淳)

・震災復興に介入する映像―「3がつ11にちをわすれないためにセンター」と『傾いた電

柱』のインフラ共同体―(今井瞳良)

・文部科学省「生命(いのち)の安全教育」に関するノート(村瀬桃子)・本学学生の採用内

定を規定する要因―「2020年度卒業生におけるキャリア支援等に関するアンケート調

査」結果から―(後藤和也)
 

【報告】

 以下3件は令和3年度山形県立米沢女子短期大学共同研究「山形県における公共図書館・学校図書館と連携した国語教育の課題」中間報告

国語科における「読むこと」の指導上の位置づけ~国語教科書に小説・ものがたりは必要か~(髙橋永行)

学校図書館現場の実態についての一考察~山形県における事例を中心に~(北口己津子)

・学校図書館()の活用と司書教諭の役割
 ―山形県公立小中学校に対するアンケート調査
をもとに―(岡英里奈)

 

【卒業論文】

「桜の森の満開の下論」飛翔する「鳥」にみる国家権力と主権者の暴力性―(鈴木彩華)

田村俊子「生血」における葛藤する身体と交差する〈性〉(田中葉月)

 

令和二年度 卒業研究名簿

令和三年度 授業科目担当および題目

令和三年度 受贈図書

二〇二一年度会則・学会役員

  

編集後記


 

 ◆第49(馬場重行教授  定年退任特集号)20201228日発行


 

・馬場重行先生のご退任によせて(阿部宏慈)

・馬場重行教授 略歴並びに研究教育業績目録

 

【随筆】

・米短での四半世紀-大震災からコロナまで-(馬場重行)  

【論文】

『伊勢物語』入道親王としての惟喬親王像 岩原真代

出雲房宗賢復仇譚の本願(佐々木紀一)

水上勉『鳥たちの夜』論原発問題をめぐる〈ディスカッション小説〉の試み

 (岡英里奈)
  ・庄内方言資料としての『温海土産』(山本淳)  

1920年代の性教育書における「貞操」―教育者を中心に―(村瀬桃子)

短期大学における労働法教育の実践と受講学生に生じた「学び」に関する言語的分析

 (後藤和也)

 

【実践報告】

・【短期大学における遠隔から対面への接続学習実践報告】SDGsと国語教育をNIE
  で結ぶための授業計画試案~遠隔の気づきを授業に取り入れるために~
  (髙橋永行)
  ・
リモート読み聞かせの実践と課題~米沢女子短大学生による取り組みを中心に~

(北口己津子)

 

平成元年度 卒業研究名簿

令和二年度 授業科目担当および題目

令和二年度 受贈図書

二〇二〇年度会則・学会役員

 

編集後記

◆第48号 2019年12月27日発行

 【論文】

・永暦の変の後白河院の動機(佐々木紀一)
・〈随筆と考証〉一葉と同時代の作家たち―紅葉、鏡花、乙羽、柳浪、薄氷など―(千葉正昭)
 

【研究ノート】


・薩摩相撲人大秦氏歴代考(佐々木紀一)

【卒業論文】

・『万葉集』日並皇子殯宮挽歌における神話的表現について(井上朋香)
・谷崎潤一郎『秘密』論 ―「私」の性質について―(菅原真子)
・小林多喜二「争われない事実」「母妹の途」論(藤元里帆)
・断り表現「大丈夫」が聞き手に及ぼす表現効果(板垣沙季)
・明治期文学作品にみる外来語表記の研究(小川麻理絵)

 

平成三十年度 卒業研究名簿

令和元年度 授業科目担当および題目

令和元年度 受贈図書

二〇一九年度会則・学会役員

 

編集後記

 

◆第47号 2018年12月27日発行

 【論文】

・出羽清原氏と海道平氏(下)(佐々木紀一)
・荀悦の徳刑観の同時代における位置(渡部東一郎)
 

【研究ノート】

・『剣巻』永久強訴落首補考(佐々木紀一)

【卒業論文】

・夢野久作文学と〈青色〉―『ドグラ・マグラ』を中心に(秀島希望)

 

平成二十九年度 卒業研究名簿

平成三十年度 授業科目担当および題目

平成三十年度 受贈図書

二〇一八年度会則・学会役員

 

編集後記

 

◆第46号(北野達教授、千葉正昭教授 定年退任特集号)2017年12月28日発行

・北野達先生、千葉正昭先生のご退任によせて(鈴木道子)
・北野達教授 略歴並びに研究教育業績目録
・千葉正昭教授 略歴並びに研究教育業績目録
 

 【論文】

・アメノイハヤ神話のヨミ―八百万神とオモヒカネの神―(北野 達)
・出羽清原氏と海道平氏(上)(佐々木紀一)

・北杜夫ノオト 2―『白きたおやかな峰』をめぐって― (馬場重行)
・大学における「音読・朗読教材研究」の具現化と実践指導~欅坂46「世界には愛しかない」を群読教材として取り上げる試み~(髙橋永行)
・維新期米沢藩士の日誌とその言語(山本 淳)
・川本宇之介の社会教育論と図書館観(新藤 透)
・道徳の教科化に関する覚え書き―性の人権教育のゆくえ―(村瀬桃子)
 

【卒業論文】

・現代における若者ことばの多様性(川村唯樺)

・「公共図書館と点字図書館の連携」に関する実態調査―山形県の場合―(坪井飛呂香)

 

平成二十八年度 卒業研究名簿

平成二十九年度 授業科目担当および題目

平成二十九年度 受贈図書

二〇一七年度会則・学会役員

 

編集後記

 

◆第45号(国語国文科創設六〇周年記念特別号)、2016年12月20日発行

 【論文】

・「天地初発之時」の範囲 ― 『古事記』『日本書紀』諸伝の神生み神話 ― (北野 達)
・渋谷右馬充重資伝 (佐々木紀一)

・崔寔『政論』における太平の世への道筋 (渡部東一郎)
・北杜夫ノオト ―「消滅」を中心に― (馬場重行)
・方言に対する社会共有イメージとステレオタイプの形成
~松本清張『砂の器』、氷室冴子『海がきこえる』を資料として~ (髙橋永行)
・作中に試みられた十返舎一九による東北方言
― 『奥州道中之記』方言描写における語彙・音韻面を中心に ― (山本 淳)
・短期大学における教員養成の意義と課題に関する研究
― 本学卒業生の進路調査を中心として 経過報告2 ― (村瀬桃子)
・明治期の通俗教育(社会教育)関係書にみられる図書館の記述について (新藤 透)
 

【随筆・考証】

・米沢ゆかりの文人たち(二)―池上信一という男― (千葉正昭)
 

【卒業論文】

・コミック世界のオノマトペ (永島花菜)

・宮沢賢治オノマトペ (青木瑠美)

・大学図書館が学部生の満足度を上げる選書をしていくにはどうしたらよいのか
― 東北地方の大学図書館の選書実態を調査 ― (大房 叶)

 

平成二十七年度 卒業研究名簿

平成二十八年度 授業科目担当および題目

平成二十八年度 受贈図書

二〇一六年度会則・学会役員

 

編集後記

 

◆第44号、2015年10月30日発行

 【論文】

・『平家物語』「千野光弘最期」の展開について (佐々木紀一)

 

【研究ノート】

・難波経遠・経房外伝 (佐々木紀一)

 

【随筆・考証】

・米沢ゆかりの文人たち (一) ― 大橋乙羽素描 ― (千葉正昭)

【卒業論文】

・国語教育における言語活動の充実を図るとは(夏井毬花)

・学校図書館が情報・メディアリテラシー教育にどのようにかかわっていけるのか
― 中学校の学校図書館を中心に ― (菊池茜)

 

 

平成二十六年度 卒業研究名簿

平成二十七年度 授業科目担当および題目

平成二十七年度 受贈図書

会則・学会役員

 

編集後記

 

 

 

◆第43号、2014年10月30日発行

 【論文】

・源氏重代太刀伝承二、三(佐々木紀一)

 

【研究ノート】

・短期大学における教員養成の意義と課題に関する研究―本学卒業生の進路調査を中心として―経過報告(村瀬桃子)

 

【卒業論文】

・『源氏物語』における紫の上の役割について(栁澤 唯)

・夕霧の教育―『源氏物語』「少女」巻より―(我妻苑佳)

・村上春樹『レキシントンの幽霊』論―「別の世界」、主体性について―(山本智美)

・図書館ボランティア活動の現状 函館市中央図書館を中心に(伊川真以)

・子どもの言語習得と教育現場(齋藤果穂)

 

平成二十五年度 卒業研究名簿

平成二十六年度 授業科目担当および題目

平成二十六年度 受贈図書

会則・学会役員

 

編集後記

 

 

◆第42号、2013年11月30日発行

 【論文】

・辺境の源為朝伝(佐々木紀一)

・唐代郊廟歌辞資料としての『楽府詩集』・『旧唐書』音楽志と『大唐郊祀録』(加藤 聰)

 

【研究ノート】

・土岐悪五郎の比定と『太平記』(佐々木紀一)

 

【卒業論文】

・デジタル教科書を活用した国語教育の可能性(齋藤千鶴)

・国語科教育(中学)における方言教材(打野里奈)

 

平成二十四年度 卒業研究名簿

平成二十五年度 授業科目担当および題目

平成二十五年度 受贈図書

会則・学会役員 

編集後記

 

 ◆第41号、2012年11月30日発行

【講義録】

・最終講義「学ぶこと・教えること-『論語』を資料として-」(清宮剛)
 

【論文】

・『源平闘諍録』近似坂東平氏系図史料補遺続編、附近似本文(佐々木紀一)
・国語教材としての新聞活用事例とその課題
―常用漢字表(平成22年内閣告示第2号)と新聞報道をめぐって―(高橋永行)
 

【研究ノート】

・忘れられた平家一門―平知経のこと―(佐々木紀一)
 

【卒業論文】

・村上春樹「七番目の男」論―自己意識と他者意識―(中嶋澄乃)
・現代日本女性と『かもめ食堂』(船越由麻)
・ICT機器を利活用した国語教育の可能性
―山形県寒河江市立高松小学校と米沢市立第二中学校の取り組みから―(蒔苗詩歌) 
 
 

◆第40号(清宮剛教授定年退任記念特集号)、2011年12月25日発行

もくじ

・清宮剛先生のご退任によせて
・清宮剛教授 略歴並びに研究教育業績目録

【論文】

・『古事記』の始祖記事と「帝紀」 (北野達)
・『源氏物語』「あえもの」としての秋好中宮―六条院体制における役割― (岩原真代)      
・橋の上のいくさ―『平家物語』「橋合戦」の構想― (佐々木紀一)               
・川端康成「感傷の塔」小考―<ことば>が拓く「別な世界」― (馬場重行)            
・瑞龍院龍門図書館蔵『中仙道中旅寝の夢』使用言語追考 (山本淳)          
・昭和初期刊行の「通俗図書館用実務手引書」にみられる選書論について (新藤透)       

【研究ノート】

・偽義親暗殺事件と源為義 (佐々木紀一)

【事業報告】

・“なまらナイトon campusよねたんぬ~ぼ”開催記録 (清宮剛・高橋永行)


◆第39号、2010年12月25日発行

【講演】

・『講演会 どくとるマンボウの素顔』(抄録) (北杜夫・斎藤由香)

【論文】

・『平家物語』「日胤祈祷夢想説話」の成立について (佐々木紀一)

【研究ノート】

・経誦房阿闍梨覚書 (佐々木紀一)

【卒業論文】

・『レキシントンの幽霊/ほか二篇』論 (坂野唯)
・なぜ幼稚園・保育所に図書室がないのか―法的視点と実態調査を中心に―(鈴木麻理奈)
 

◆第38号、2009年11月30日発行

【論文】

・『源氏物語』の古注釈書における定家詠歌の役割 (岩原真代)
・『源平闘諍録』近似坂東平氏系図史料補遺 (佐々木紀一)
・大正期刊行の図書館学専門書にみられる選書論について (新藤透)
・チャールズ・ヘンリー・ダラスの観た維新期の米沢方言 (山本淳)

【研究ノート】

・平康頼贅伝 (佐々木紀一)

【卒業論文】

・発達障害の視点から見る国語学習ワークの問題点 (石羽根舞)
 

◆第37号、2008年12月25日発行

【論文】

・頼朝流離時代困窮の虚実―『吉見系図』の史料的価値一考― (佐々木紀一)
・旧松前藩正議士・今井徽著『建勲正蹟 北海史論』の書誌的検討―明治期北方史学史の文献的研究― (新藤透)
・庄内郷土本『ゆめあはせ』に登場する人物の言葉遣い (山本淳)

【研究ノート】

・平家家人三題 (佐々木紀一)

【卒業論文】

・『ワニ ジャングルの憂鬱 草原の無関心』論―〈物語〉という世界― (晴山生菜)
 

◆第36号、2008年3月15日発行

【論文】

・関東中原氏家伝と系図の展開について (佐々木紀一)
・真田宝物館蔵『鹿児嶋言葉わらひの種』と鹿児島方言―音韻表記例の検討を中心に― (山本淳)

【研究ノート】

・『剣巻』永久強訴落首成立の背景 (佐々木紀一)

【卒業論文】

・生命の誕生と性―「ものそのもの・ことそのこと」を見る『古事記』― (吉荒しのぶ)
 

◆第35号(国語国文学科創設五十周年記念特別号)、2006年12月25日発行

【講演】

・山形県立米沢女子短期大学国語国文学科創設五〇周年記念講演会記録 山形で語る折々のうた(大岡信)

【論文】

・〈読み〉の挑戦―宮沢賢治「いちょうの実」試論― (馬場重行)
・『源平闘諍録』の坂東平氏・北条氏・千葉氏一族系譜について (佐々木紀一)
・西晋文学と道家思想 (清宮剛)
・国学者の言語観と辞書の発達~雅俗語対訳辞書類を資料として~ (高橋永行)
・甘糟春女『塵塚日記』とその言語 (山本淳)

【研究ノート】

・右衛門尉政友の家系 (佐々木紀一)
 

◆第34号、2005年9月27日発行

【論文】

・説話文学の中世蝦夷人の造形について (佐々木紀一)
・式亭三馬作中における白圏点の使用について (山本淳)

【研究ノート】

・『平家物語』「四夷蜂起」の年時について (佐々木紀一)

【卒業論文】

・生霊となった六条御息所―心の葛藤を中心に― (大木亜由美)
・源氏物語―紫上論 (清水さゆり)
・『越后方言集 新潟市周辺方』から見える新潟の方言 (柄沢朋子)
 

◆第33号、2004年12月25日発行

【論文】

・中世諸書所引四部合戦状本『平家物語』近似本文について (佐々木紀一)
・「新しい文学教育の地平」を拓くために―村上春樹「レキシントンの幽霊」を例として― (馬場重行)
・南朝文学の特質と謝霊運の生涯―山水詩研究序説― (清宮剛)
・宮城県立図書館所蔵『安産仙翁邦言教喩』に見られる音韻現象 (山本淳)
・辞書記述と言語使用の実際―日英語における「御転婆」を意味する言葉をめぐって― (高橋永行・松井真人)
・国語国文学学生のディジタル情報検索の現状 (廣田慈子)

【研究ノート】

・義仲最期の周辺 (佐々木紀一)

【卒業論文】

・葵の上論―光源氏との夫婦愛― (大塚望美)
・置賜地方に残る地蔵浄土 鼠浄土について (菅原佳恵)
 

◆第32号、2003年6月30日発行

【論文】

・『平家物語』「土佐守宗実干死」覚書 (佐々木紀一)
・近世庄内方言の文末助辞ヶ (山本淳)

【研究ノート】

・以仁王近臣三題 (佐々木紀一)

【卒業論文】

・不変の思い (石黒千恵)
・紅葉伝説考 (永高絵里)
・『風の歌を聴け』論-喪失と奪還のリスト- (佐々木瞳)
 

◆第30・31号(菊地靖彦教授追悼号)、2002年12月1日発行

【論文】

・嵆康と道家思想 (清宮剛)
・溢れ源氏考証(下) (佐々木紀一)
・米沢市立図書館蔵本「沙石集」巻二第二語彙索引 (山本淳)

【研究ノート】

・鹿谷の変の近江入道蓮浄 (佐々木紀一)

【卒業論文】

・呪術考 (吉田美香)
 

◆第29号、2000年6月30日発行

【論文】

・溢れ源氏考証(上) (佐々木紀一)

【卒業論文】

・『源氏物語』末摘花考―いわゆる<末摘花変貌説>の検討― (富樫美香)
・『枕草子』「五月ばかり、月もなういと暗きに…」の段考 (石山教子)
・森鷗外『雁』論―語り手「僕」と登場人物について― (武田知栄子)
・村上春樹『ノルウェイの森』論―その作品構造― (高島加奈子)
・殷周易姓革命―宮城谷昌光氏の観点と『史記』― (角沢和美)
・「エズイ」についての考察 (阿部友美)
 

◆第28号、1999年7月26日発行 

【論文】

・「『神明鏡』伝本の整理と分類について」補注 (佐々木紀一)
・建安文学と曹操(2)―曹操の詩を中心として― (清宮剛)

【卒業論文】

・清紫論 (岩崎朋美)
・『南総里見八犬伝』論―信乃・大角二組の夫婦より― (佐々木美緒)
・江戸川乱歩「鏡地獄」論―それぞれの「地獄」― (前川麻子)
 

◆第27号、1998年6月30日発行

【卒業論文】

・「伊勢物語」第二十三段考 (佐藤清子)
・紫式部の清少納言批判をめぐって (小原麻衣子)
・芥川龍之介「秋」論―〈語り〉の問題をめぐって― (高橋美里)
・中島敦『山月記』論―教材価値のゆくえ― (高橋美樹)
・仕掛け小説本の表現と構成 (曽我部美奈子)
・世代別に見る秋田県県北地方の条件・推量意志・命令などの表現形式―能代市を中心に―(渡邊亜希子)
 

◆第26号、1997年6月30日発行

【卒業論文】

・古事記「沙本毘売物語」成立背景についての一考察 (唐沢咲子)
・『枕草子』第二五三段の「男」をめぐって (岩渕美鈴)
・『今昔物語集』における「鬼」 (大竹みどり)
・宇治拾遺物語における笑い (野口由香)
・「きつねの窓」論―うそをつく心― (多田祐子)
・いわゆる「外来語」について―外来語に対する意識― (川合裕美子)
 

◆第25号(国語国文学科創設四十周年記念特集号)、1996年12月25日発行

【論文】

・婚姻のはじまり―妻問・露顕・婿入り・ヨバイ・百取の机代― (北野達)
・『伊勢物語』後半部の〈をとこ〉をめぐって (菊地靖彦)
・桓武平氏正盛流系図補輯之落穂 (佐々木紀一)
・川端康成「並木」小論―〈家族〉へのまなざし― (馬場重行)
・『孟子』の民本主義の限界―君臣観との関係から― (清宮剛)
・「古今集」俗言解に見える主格表示―『遠鏡』『鄙言』の間の訳出の差異から― (山本淳)
・庄内方言青年層の名詞アクセント類別資料―2・3音節名詞における尾高後退現象を中心に― (高橋永行)
 

◆第24号、1996年6月30日発行

【卒業論文】

・山上憶良の「罷宴歌」をめぐって (高橋良芸子)
・『源氏物語』紫上考 (阿部久美子)
・『源氏物語』浮舟考 (白谷陽子)
・墨子考―非楽・節葬に見る節約主義思想― (太田こずえ)
・『金閣寺』論―認識と行動の交錯― (今川知子)
・芥川龍之介の表現方法―ダッシュの使用とその効果― (笹谷あゆ美)
・白鷹町の民話「かわうそと狐」にみる方言―遊佐町との比較から― (横田麻美)
・西置賜郡飯豊町方言における表現法の考察 (島貫照美)
 

◆第23号、1995年6月30日発行

【卒業論文】

・人麻呂の神話 (藤村弥生)
・道綱母の悲愁―『蜻蛉日記』を通して― (浅間明美)
・『源氏物語』夕顔考 (斎藤祐希子)
・『枕草子』六位蔵人考 (菅野美代子)
・バルドの文学 (水野麗)
・方言資料としてみる遊佐町の民話―音声資料文字化の試み― (岡小百合)
・新聞記事に見られる受け身文について (袴田佳子)
 

◆第22号、1994年6月30日発行

【卒業論文】

・『源氏物語』紫上考 (飯野陽子)
・紫式部の清少納言批判をめぐって (尾原紀子)
・『源氏物語』六条御息所考 (佐藤桂)
・『ポラーノの広場』論 (笠原広江)
・西王母伝承の変化について (納谷由美子)
・東置賜郡高畠町方言語彙の研究―行為および精神― (伊藤礼子)
・読点についての一考察―小学校教科書を例に― (宇野理絵子)
・平安時代風俗の一考察 (菅原さつき)
 

◆第21号、1993年6月30日発行

【論文】

・原民喜の詩の世界 (川津誠)

【卒業論文】

・『源氏物語』花散里考 (松平香)
・洒落本―『遊子方言』について― (丸山久美子)
・『野菊の墓』論―初恋をテーマに― (東海林美紀)
・『ぼのぼの』考 (山内恵美子)
・比較日本語語彙論―ことばの裏に隠された国民性を探る― (佐藤純)
・項羽・劉邦考―楚漢の戦いを中心に― (添川奈穂子)
 

◆第20号、1992年6月30日発行

【卒業論文】

・『源氏物語』夕顔考 (犬貝香織)
・源氏の須磨流謫をめぐって (鏡純子)
・「中原中也」論 (笹原真紀)
・郷土の作家 流泉小史について (関村多恵子)
・接続助詞の用法に関する比較研究―江戸語と東京語の間で― (熊倉美由紀)
・女性雑誌にみる広告のコピー表現法 (矢萩いずみ)
 

◆第19号(遠藤綺一郎先生退官記念特集号)、1991年4月15日発行

【論文】

・青木鷺水編『三才節用集』の位相語―鷹に関する用語を中心に― (菊田紀郎)
・覚一本『平家物語』の「あはれ」と「かなし」―抒情的場面における評語から見た語り手の位置について― (志立正知)

【卒業論文】

・柿本朝臣人麻呂の題詞について (大高絹江)
・『源氏物語』紫上論―その出家をめぐって― (小山田美紀)
・讃岐典侍日記論―作品形成の事情から― (太田みゆき)
・「痴人の愛」論 (吉川真理子)
・『太陽の子』論―理想の「生」と「生」の根元的な意味について― (関本晶子)
・現代若者用語の集約化傾向 (宍戸由起子)
・山形県西置賜方言文法の調査研究 (川部さおり・鈴木幸)
 

◆第18号、1990年12月30日発行

【論文】

・たゆたう「をとこ」の物語(一)―『伊勢物語』第二五段から第三七段についての論―(菊地靖彦)
・戦争文学試論―「呉淞クリーク」を中心に― (川津誠)

【卒業論文】

・万葉集におけるカザス (小林真紀子)
・「女・林芙美子」 (治田陽子)
・芥川龍之介の比喩表現の研究―川端康成との比較において― (猪俣通子)
・名付けの心理―広告とことばを中心に― (菅原美紀)
 

◆第17号、1989年6月30日発行

【論文】

・帰京した「をとこ」の物語―『伊勢物語』一六段から二四段までについての論― (菊地靖彦)
・上杉文書『裁品謾話』の国語学的研究 (菊田紀郎)

【卒業論文】

・『源氏物語』朝顔の姫君論 (今川ゆかり)
・紫上の死と源氏 (松好望)
・『平家物語』考―清盛像とその造型について― (木村祐美子)
・『草枕』論―画工が求めた〈美〉について― (羽ヶ崎隆子)
・『沈黙』論―神の探求、その人間との接点― (三瓶和子)
・身体語彙の構成についての研究 (新関智子)
 

◆第16号、1988年6月30日発行

【論文】

・『伊勢物語』東国物語論 (菊地靖彦)
・古活字版『和玉篇』と『篇目次第』―「金部」の構成を中心に― (菊田紀郎)

【卒業論文】

・高市連黒人の歌一首―旅にしてもの恋しきに― (鈴木敦子)
・伊勢物語論―後半部章段の意義を中心に― (佐藤敬子)
・『源氏物語』における‘‘もののけ’’をめぐって―六条御息所を中心にして― (久世祥子)
・『人間失格』論―葉蔵の特殊性の意味について― (大木千賀子)
・村上昭夫詩集『動物哀歌』論―その生と死について― (谷藤裕子)
・平安女流文学の具象表現の方法―『枕草子』を中心に― (三浦真奈美)
・慣用句における身体語彙の研究 (菊池和香子)
・岩手県紫波方言文法の調査研究 (村谷温子)
 

◆第15号、1987年6月30日発行 

【卒業論文】

・石見相聞歌の構造―長歌二首を中心に― (青山由紀子)
・『伊勢物語』における「ひなび」の意義 (八重樫恭子)
・『枕草子』における中宮定子 (佐藤泉)
・『今昔物語集』に見る人間の生き方 (今入志保)
・『野ざらし紀行』における芭蕉の漂泊意識 (横澤美紀)
・「銀河鉄道の夜」論―幻想第四次の世界について― (千葉美香子)
・太宰治・その隣人愛―『駈込み訴え』考― (蓬田裕美)
・狂言を中心とした話し言葉の研究 (郡司依子)
・『世間胸算用』における文末表現―巻一、巻五を中心に― (阿部綾子)
・灰谷健次郎の描く子ども達―そのやさしさと楽天性― (千葉良子)
 

◆第14号(国語国文学科創設三十周年記念特集号)、1987年4月1日発行 

【論文】

・万葉集三大部立の再検討 (北野達)
・『大和物語』の『後撰集』歌章段をめぐって (菊地靖彦)
・藤村「おもひいづるまゝ」を読む―ひとつの読解の試み― (遠藤綺一郎)
・「夢十夜」を読む―「第二夜」短刀と侍― (越智悦子)
・明治初期の稚童等向け史書の二字漢字―『情事明治太平記』を中心に― (菊田紀郎)
・庄内方言における「驚く」の語史 (遠藤仁)
・長秋詠草 長秋草 全句索引 (檜垣孝)
 

◆第13号、1986年9月30日発行

【卒業論文】

・『源氏物語』明石の姫君の変貌 (及川雪枝)
・鷗外「棧橋」論 (佐藤彩子)
・夏目漱石『倫敦塔』論 (鹿島亜紀子)
・『こころ』論―先生の心理を追って― (森玲子)
・斎藤茂吉と角館―平福百穂をなかだちとして― (菅原まり子)
・『安愚楽鍋』における指定表現 (山辺奈奈子)
・秋田県雄勝方言文法に関する一考察―用言の活用と助詞・助動詞による表現法― (高橋明美)
 

◆第12号、1985年9月30日発行 

【卒業論文】

・有間皇子自傷歌試論―類型と文学意識― (長岡立子)
・柿本人麻呂作歌異伝考―石見相聞歌を中心として― (釜谷早苗)
・泣血哀慟歌の形成 (万葉研究会)
・『竹取物語』考 (薄井しをり)
・『伊勢物語』六十九段「斎宮なりける人」をめぐって (伊東千恵子)
・『北越雪譜』―作者と作品の文学性について― (永見真由紀)
・夏目漱石『行人』論 (佐藤さく子)
・『道草』論―日常生活と「論理」をめぐって― (広瀬薫)
・石川啄木論考―その思想変遷の軌跡について― (堀内朋子)
・高村光太郎の詩に認められる風土性―『道程』を中心にして― (本田寿美礼)
・堀辰雄の女性像―『姨捨』を中心として― (佐藤美紀)
・『源氏物語』における女性への敬語―明石の上・紫の上を中心として― (玉井修子)
 

◆第11号、1984年9月30日発行

【卒業論文】

・平安時代初期の歌と地名―『古今和歌集』を中心にして― (高石勝子)
・『落窪物語』論 (矢作道子)
・『源氏物語』における引き歌の表現効果について―「須磨」の巻を中心に― (井林和子)
・『女殺油地獄』研究―与兵衛象を中心に― (久田千鶴子)
・夏目漱石『虞美人草』論―小説の中の女性達― (鈴木とよ子)
・志賀直哉の私小説について (渡辺ひろみ)
・萩原朔太郎をさぐる―『青猫』から― (斉藤まき)
・三島由紀夫論―そのコンプレックスとロマンティシズム― (高橋小絵子)
・山形方言に関する一研究 (高梨朱美)
・松谷みよ子の作品研究―「モモちゃんシリーズ」について― (高橋千代)
・松谷みよ子『龍の子太郎』論 (村上美栄子)
 

◆第10号、1983年9月30日発行

【卒業論文】

・大津皇子歌物語―その虚構性について― (千葉宣枝)
・兼好の友人観に関する研究 (菅原芳子)
・夏目漱石『それから』―恋愛の倫理について― (小関里美)
・矢沢宰論―生の軌跡― (仁藤千佳)
・有吉佐和子論―その女性観について― (石田久美子)
・民話再話「かちかちやま」の分析的研究 (解良みゆき)
 

◆第9号、1982年9月30日発行

【卒業論文】

・柿本人麻呂終焉挽歌論―虚構の説― (工藤薫)
・吉田兼好の人生観―『徒然草』と『方丈記』の比較を中心にして― (福嶋久子)
・芭蕉の旅と俳諧における一考察 (和田恵子)
・志賀直哉の文学について―『和解』を中心に― (安部由美子)
・遠藤周作における〈神の愛〉について―『沈黙』『母なるもの』をめぐって― (曽我博子)
・佐藤さとる小論(大串妙子)
・〈資料〉のろま人形「喜之助生地蔵」台本 採録・解説 (小田仁美)
 

◆第8号(上村良作先生回想特集号)、1981年9月30日発行

【論文】

・心話文の中の待遇表現(二)―今昔物語集本朝仏法部の場合― (阿部八郎)
・『堤中納言物語』の唱和歌 (檜垣孝)

【卒業論文】

・阿仏尼論―『十六夜日記』を中心として― (大沼公美子)
・石川啄木の短歌について (国府田ふみえ)
・いぬいとみこにおけるファンタジーの世界 (斉藤由紀子)
・『金閣寺』の文体 (武田冨美子)
・米沢市内における農耕語彙について (高橋とし子)
・富山県砺波地方の助詞・助動詞について (平瀬雅美)
 

◆第7号(村上忠孝先生退官記念特集号)、1980年9月30日発行

【論文】

・遐(はるか)なる国、遐(はるか)なる心―『虞美人草』の甲野について― (遠藤綺一郎)
・図書館の利用教育について―米沢女子短期大学の場合― (亀田弘)

【卒業論文】

・清少納言の学殖についての一考察―枕草子を中心に― (竹内清美)
・迷羊の青春―三四郎における美禰子の生き方をめぐって― (阿部弘子)
・佐藤春夫の文学の特異性 (板垣勝江)
・太宰治論―『右大臣実朝』をめぐって― (新山ひとみ)
・新美南吉童話の世界―近代自我の行方― (広内幸江)
・米沢方言における待遇表現の一考察 (青柳裕子)
 

◆第6号、(上村良作先生還暦記念特集号)1979年9月30日発行

【論文】

・天草本平家物語の底本について―巻一及び巻二第一の場合― (鎌田廣夫)
・慈円の歌に於ける「うつろふ」考 (鈴木正道)

【卒業論文】

・『古事記』にみられる数概念の一考察―数の多用と聖数性について― (松山薫子)
・『平家物語』における平清盛 (藤枝美津子)
・宮本百合子小論―伸子とひろ子― (三ヶ森泉)
・中原中也小論―幸福への憧憬― (佐々木泰子)
・上代から中古へ―「あり」と「なり」― (斎藤友季子)
・『浜荻』による庄内方言の一考察 (丸山良子)
 

◆第5号、1978年9月30日発行

【卒業論文】

・古事記における黄泉国訪問神話の一考察 (丹野由美子)
・萬葉の女流歌人―大伯皇女論― (遠藤祥子)
・『源氏物語』桐壺と長恨歌―桐壺の巻に与えた長恨歌の影響について― (小山はま子)
・『方丈記』にみられる無常思想―『徒然草』にみられる無常思想と比較して― (藤田恵美)
・中野重治―その激動の生涯と“転向”の意義について― (佐藤智恵子)
・堀辰雄論―龍之介からの出発― (渡部千賀子)
・福永武彦―『死の島』における生と時間― (加藤美貴子)
・『枕草子』の漢語表現―字音語「自然」を中心に― (林紀美子)
・和泉式部―その日記における「あはれ」について― (猪野裕子)
・津軽方言の一考察―副詞について― (小山内珠江)
 

◆第4号、1977年9月30日発行

【論文】

・源氏物語の語法―「侍り」について― (今泉忠義)

【卒業論文】

・志賀直哉―『暗夜行路』に関する一考察― (浅沼恭子)
・中城ふみ子小論 (奥山恭子)
・額田王 (片桐靖子)
・中原中也―彼が究極的に求めていたもの― (金恵子)
・さねとうあきらの作品にみられる人物像―『地べたっこさま』のテーマをさぐる― (佐藤茉里)
・『方丈記』の一研究―鴨長明の歴史意識と彼の無常感― (佐藤律子)
・「ネネム」から「ブドリ」へ―宮沢賢治の童話に関する一研究― (高橋俊子)
・『讃岐典侍日記』の敬語―院政期の敬語について― (田中しげ子)
・小熊秀雄の文学―初期の作品を中心に― (山口泉)
・激動した時代での茂吉―戦争期の茂吉とその問題― (松村孝子)
 

◆第3号、1976年9月30日発行

【卒業論文】

・『枕草子』における美的語彙の研究―「うつくし」「うるはし」を中心に― (北原京子)
・鏡花と潤一郎 (北山哲子)
・光太郎と智恵子 (小嶋淳子)
・岡本かの子の研究―その人と作品の中の女性たち― (佐藤智子)
・斎藤茂吉研究―そのふるさとについて― (鈴木悦子)
・御伽草子に見る中世の庶民文学―『文正草子』を中心に― (須藤桂子)
・『方丈記』―その無常感の底に流れているもの― (佐藤明子)
・郷土の歌人 大道寺吉次―歌集『草餐』に見る人とその作品― (中川美智子)
 

◆第2号、1975年9月30日発行

【卒業論文】

・斎藤茂吉の短歌における表現についての一考察―『赤光』における已然形止めについて― (金子美智代)
・芭蕉 その人間像についての一考察―『野ざらし紀行』を中心に― (佐藤晴子)
・芥川龍之介の文学―その死について― (関根真理子)
・源氏物語にあらわれる女性群像について―帚木の巻を中心とした女性像と女性観― (武田和子)
・山上憶良の歌風―「貧窮問答歌」小論― (三島智恵子)
・富山県方言の一研究―富山県方言にみられる「ガ」音について― (宮崎静子)
・滝沢馬琴作『南総里見八犬伝』について (横澤泉)
・「ひろすけ童話」にみられる善意について (渡会伸子)
・夏目漱石の「自己本位」について―『行人』『こころ』を中心に― (斎藤きよ)
・太宰治小論―津軽と太宰治― (菅原和子)
 

◆第1号、1974年9月30日発行

【卒業論文】

・和泉式部とその文学―『和泉式部日記』における「つれづれ」について― (大橋信江)
・樋口一葉「たけくらべ」の世界 (鈴木富美子)
・石坂洋次郎論―『若い人』を中心として― (三品京子)
・中世の女人の生き方―建礼門院右京大夫の場合― (吉田慶子)
・土佐日記の文学的意図について (佐藤元子)
・桃太郎童話の変遷について (渡辺恵美)
・『今昔物語』巻三十の世界 (倉岡直子)